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前回のブログでも触れたように、昨今は「総務はいらない」と言う声を聞くことがあります。
その背景には、「AIブーム」や「業務の自動化」というトレンドもあると思います。
果たして本当に、「総務はいらない」「総務はオワコン」なのでしょうか…?
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しめさばはどう思っているのか?
結論:総務は無くてもよい
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、半分本気です(笑)
そもそもの「総務の生まれ」を考える
だって冷静に考えてみてください。
あなたが会社を設立したとして、まず「総務部」を作りますか?
そんなこと考えるよりも、会社として成果を上げることに集中しますよね。
「総務部」って、組織が大きくなって、必要になったから生まれたものがほとんどです。
会社の規模が小さくて、社長一人で全てまわせるなら、わざわざ「総務」なんて作る必要ないんです。
ただ、組織が大きくなって、どうしても社長一人の手腕では円滑な運営が難しくなった時、
「営業部」や「経理部」、そして「総務部」などの部署が生まれるのです。
つまりここでは、2つの視点が存在します。
ポイント
- もともと会社に「総務」なんて無かったのだから、総務は無くてもよい。
- 組織に必要だから「総務」が生まれた。だから総務は必要。
「AIブーム」や「業務の自動化」による「総務いらない」という風潮は、どちらかというと前者によるものでしょう。
決して間違った考え方ではありませんが、個人的には「その会社や組織で総務が生まれた背景・必要性」とセットで考えるべきだと思います。
背景や、総務をなくすためのプロセスを考えずに、ただ闇雲に「総務の仕事はAIに淘汰される!!!」と騒ぐのは
個人的にはナンセンスだなぁと思って見ています。
その会社・組織が「総務」をどう思っているのか
少し話が逸れてしまいますが、この2つの視点は会社・組織の中で「総務」をどう思っているのか、
「総務」という役割にどれくらい重きを置いているのか、という視点にもつながります。
しめさばはこれまで、総務のプロとして複数の会社を経験してきましたが、世の中の会社が「総務」をどう思っているのか
それも、この2つの視点どちらかになります。
ポイント
- もともと会社に「総務」なんて無かったのだから、総務は無くてもよい。
- 組織に必要だから「総務」が生まれた。だから総務は必要。
ちなみにしめさばは、「1.」の会社で「総務を無くすための総務」を担当したこともあります。
いま思えば貴重な経験でしたが、まぁやりづらかった…
(この話も、別の記事で後日詳しく紹介しますね(;^ω^))
「総務へ転職」を考えている人へ
これから総務の仕事を目指している人、特に「総務へ転職」を考えている人は
転職先の会社が「総務」をどう思っているのか(「総務」をどうしていこうと思っているのか)は、しっかり確認しておいたほうが良いと思います。
それによって、自分が転職した後の求められる役割が、大きく変わってくることがあります。
転職してから「思っていた仕事と違う…!」なんてことになったら、自分も会社もお互いに不幸ですからね…
何が言いたかったのか(話を無理やり戻します)
前回のブログで記載した、総務部門の主な業務一覧は、あくまで現在の中小企業を例にしたものです。
「現在の中小企業では、総務はこんな役割を求められていることが多いね」という程度に考えていただければ幸いです。
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正直な話、「総務の仕事はAIに淘汰される!!!」という未来は、遅かれ早かれ必ずやってくるでしょう。
しかしどんなにAIやプログラミングが急速に発達しようとも、組織が人間で構成されている限り、総務は「潤滑油」として必要とされます。
そして、「どんな潤滑油であるべきか」=「役割」は時代とともに変わっていくでしょう。
過去私が担当した、「総務を無くすための総務」も、それが当時求められた役割だったのです。
もしもあなたが「総務いらない」と安易に考えている場合は、少し見直してみることをお勧めします。
総務部門が適切に運用されることで、組織の円滑な運営と成長に大いに寄与することは事実です。
組織全体を見渡し、バックオフィスを支える重要な存在として、総務部門の役割を考えてみてください。
変化を柔軟に受け入れ、組織の円滑な運営と成長に寄与するために何をすべきか自ら考える。
そんな人材が、これからの総務には求められると思っています。
あなたは胸を張って、自分がそのような人材であると言えますか?
偉そうに書いていますが、私も自信がありません。
この機会に、自分の行動含めて見直したいと思います(;^ω^)
いかがでしたか?
今回は、前回の記事に続いて「総務の未来」について、現時点でしめさばが感じていることを書いてみました。
漠然と「総務」というキーワードに不安を覚えている方に対して、何かメッセージになれば幸いです。
よかったら、参考にしてくださいね。
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