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こんにちは、猫好き総務課長「しめさば」です!
今回は「そもそも総務って何?」という漠然としたテーマについて、私なりの考えを皆さんへシェアしたいと思います。
テーマが漠然としすぎているので乱文になってしまうと思いますが、
- いま総務を頑張っているけど、「これでいいのかな…?」と疑問を持ちながら仕事をしている
- なんとなく総務の仕事を目指したいけど、何をしているかよくわからない
という方々へ、少しでもお役に立てれば幸いです。
前回は、しめさばが個人的に思う「総務に向いている人のポイント」について5つ触れさせていただきました。
まだお読みになっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。
(それぞれのポイントについて、詳しい解説は今後ご紹介していきます!)
また、昨今はAIブームにより、「総務はいらない」「総務はオワコン」という意見もちらほら聞くようになってきました。
これについても少し考えてみましょう!
総務部門の役割とは?ビジネスの裏舞台を支える重要な存在
会社に限らず、物語、スポーツ、その他何でも、、、
みんなが注目するのは主役たちです。
会社や組織の環境によって、その「主役」も様々です。
ここであなたが思い浮かべる「主役」は、意思決定をする社長や取締役でしょうか
それとも商品を開発する部門の方々でしょうか
完成した商品を売って利益を取ってくる営業部門の方々でしょうか
どれも「主役」としては間違っていないです。
でも実は、舞台裏で大忙しな存在がいます。それが「総務部門」。
人事、経理、庶務、法務など、組織のバックオフィスを支える大切な部署なんです。
自分で言うのもなんですが、総務はビジネスの成果を支える裏方業務を担当し、組織の円滑な運営を助ける存在なんですよ。
「総務」言葉の意味を考える
さて、「総務」という言葉の意味を考えてみましょう。
しめさばの考えを結論から言うと、この漢字の並びに特別な意味はないと思っています。
例えば、「経理部」と言われたら皆さんどんな仕事をされているのか、なんとなく想像できますよね。
それでは、「営業部」と言われたらどうでしょう。
フロントに立ってお客様と直接やりとりされているイメージが湧くはずです。
では「総務部」は?
恐らく一言で言い表すことができる人は、かなり少数だと思います。
(いたとしたら、マジで天才です。尊敬します。)
無理やり分解するとしたら、、、
しめさばは新入社員や後輩へ
総ての事務を取り扱う部門だよ
とよく説明しています。
まぁこれだけを言われたら、みなポカンとしますよね。
そしてしめさばは、加えてこう説明します。
会社っていろんな役割があって、それぞれが『やるべき仕事』と『やるべきでない仕事』があると思うんだ。
基本は『やるべき仕事』に集中してもらって、『成果』を出してもらいたい。
代わりに総務は、みんなの『やるべきでない仕事』を引き受けて、組織全体を支える役割があるんだよ。
確かに、決してラクな仕事ではないですね。
端的にいれば、物語の主役になることは難しいです。
しかし、主役や組織全体が十分な成果を発揮するためには、重要なポジションです。
そして誰よりも「組織全体を俯瞰するスキル」が会社の中の誰よりも養われます。
(これに関しては、今後詳しく解説していきますね)
総務が行う具体的な業務とは?組織内での多岐にわたるサポート内容
まず大前提として、与えられる総務の業務は、その会社・組織によって様々です。
正確に言うと、「その組織が総務に何を求めているか」で大きく異なるのです。
ここでは、一般的な中小企業の規模を例に、総務の仕事例を挙げていきましょう。
人事関連業務
総務部門のお仕事は、人事に関わることから始まります。採用業務や評価制度の運用、給与計算や労務管理などがその一部ですね。
また、新入社員や異動してきた人への「オンボーディングプロセス」を総務が担当することもあります。
経理・財務業務
経理・財務業務では、会計帳簿の管理や経費精算、予算策定が重要な役割になります。
ただ、「経理部」や「財務部」など組織によってはこれ専門の部署が存在することがあります。その場合は総務の仕事ではなくなりますが、規模が小さい会社の場合は、総務がまとめて担当することもしばしばです。
総務・庶務業務
オフィスの設備管理や備品の調達、一般事務業務のサポートもおこないます。
これらをまとめて、「庶務業務」と呼ぶことが多いですね。
オフィスをみんなで気持ちよく使うためのルール作りなんかも、ここに含まれますよ。
法務業務
さらに、企業活動の中で発生する法的問題への対応や契約の管理、コンプライアンスの確保も、総務の大切なお仕事の一つ。
契約書のリーガルチェックを担当することもしばしば。法律の知識が求められ、顧問弁護士先生との調整なんかも、総務のお仕事になってきますね。
一般事務業務
前述した「庶務」と包括して考える会社もありますが、
会議の運営、書類管理、電話応対などの一般的なオフィス業務の実施や、その指揮なんかも、総務が主導で実施することが一般的です。
例えば、この記事はちょうどお盆の時期に書いているのですが、
会社が夏季休業に入る前に各部署へ
「夏季休業中は、留守電のメッセージをこう変更してください」
「連休中は電話を〇〇さんへ転送してください」
なんて指示や音頭をとるのも、総務の役割だったりしますね。
総務の存在意義:なぜ総務は組織にとって不可欠なのか?
ここまで読んで、総務部門の業務にどんなイメージを持ったでしょうか?
正直に言って、総務部門は組織の「なんでも屋さん」です。
ですが同時に、総務部門の存在は組織にとって欠かせないもの。なぜなら、ビジネスの成果を支えるだけでなく、従業員と組織の調和を保つ大切なサポートをしているから。
総務部門が大切なのは、従業員のモチベーション向上や生産性の向上にも繋がっているからなんですね。
さらには経理や法務の適切な管理によって、組織の安定性と信頼性も守られるのです。
いかがでしたか?
今回は「そもそも総務って何?」という視点で、しめさばなりの考えをシェアさせていただきました。
思いのほかボリュームが多くなってしまったので、「総務はいらない」いわゆる「総務不要説」については、次のブログで書かせていただきますね!
ではでは。
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