キャリア・転職 総務 資格(衛生管理者)

総務の仕事に資格は必要か ~現場目線で考える「取るべき人・取らなくていい人」~

総務に資格は必要か
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しめさば

複数社で総務・バックオフィスを経験してきた、猫好き会社員です/総務の仕事、資格勉強、業務効率化、AI活用などを、自分なりの視点で発信しています/「コーヒーを飲みながら総務の先輩が話すくらいの温度感」を大切にしています/noteでは、ブログより少し個人的な考えや発信の裏側を書いています/居酒屋へ行ってメニューに「しめさば」があれば必ず注文します

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総務の仕事に資格は必要か。

先に結論を書くと、「総務」という肩書きそのものに資格が必須なわけではありません。

必要かどうかを決めているのは、「総務」という括りではなく、実際に担当している業務の方です。

同じ総務でも、労務・安全衛生を持つ人と、庶務・備品管理を持つ人とでは、資格の意味がまったく変わってきます。

この記事では、現場で総務管理職として働いてきた立場から、「資格が必要になる人」と「なくても困らない人」の違いを整理します。

 

結論:「総務だから資格が必要」ではなく、「担当業務に資格が要るかどうか」で決まる

繰り返しになりますが、大事なポイントなのでもう一度書きます。

資格が必要かどうかは、「総務かどうか」ではなく「今の担当業務に何が求められているか」で決まります。

この視点を持っておくと、これから紹介する内容がより自分ごととして読めるはずです。

 

総務担当者が「資格、いるのかな」と悩むタイミング

多くの人がこの疑問を持つのは、だいたい次のようなタイミングです。

  • 異動で総務に配属されたばかりで、何を学べばいいか分からない
  • 周囲が資格を取り始めて、焦りを感じている
  • 転職・キャリアアップを考えて、武器を増やしたい
  • 資格の勉強時間を確保する余裕が本当にあるのか不安

どのタイミングにも共通しているのは、「資格=安心材料」として求めている、という点だと思います。

その気持ちはよく分かる一方で、目的が曖昧なまま資格を取ると、時間だけ使って終わることもあります。

まずは、資格が必要になる場面を具体的に見ていきましょう。

 

現場で見てきた「資格が意味を持つ場面」

管理職としてこれまで見てきた中で、資格が実際に意味を持ったのは、主に次の3パターンでした。

パターン①:法律で配置が義務づけられている業務を持つとき

代表例が衛生管理者です。一定規模の事業場では、衛生管理者の選任が法律で義務づけられています。

この場合、資格は「あるといい」ではなく「ないと業務が回らない」ものになります。

衛生管理者については、独学の可否や試験対策を別記事で詳しく整理しています。

→【内部リンク:第2種衛生管理者は独学で合格できるのか】
→【内部リンク:衛生管理者試験の出題傾向と対策まとめ】

パターン②:専門知識の証明が信頼につながる業務を持つとき

労務であれば社労士、経理よりの業務であれば簿記など、専門性を証明する資格が社内外での信頼につながる場面があります。

これは「ないと業務が止まる」わけではありませんが、「あると仕事の説得力が増す」タイプの資格です。

パターン③:キャリアの選択肢を広げたいとき

今の会社での必要性というより、今後の異動・転職の選択肢を広げる目的で資格を取るケースもあります。

この場合は、今すぐの必要性よりも中長期の投資として考えた方がよいでしょう。

 

逆に、資格がなくても困らない業務も多い

一方で、総務の業務には資格がなくても十分に回るものも多くあります。

  • 備品・消耗品の管理
  • 庶務的な問い合わせ対応
  • 社内イベントや朝礼の運営
  • 一般的な文書管理

こうした業務は、資格よりも現場での経験値や、段取りの組み方がものを言います。

「総務=資格を取らないといけない部署」という思い込みだけで勉強を始めると、今の業務との関連が薄く、モチベーションが続かないことがあります。

 

判断基準:資格を取る前に、3つ確認したいこと

資格を取るかどうか迷ったら、次の3つを確認してみてください。

  1. 今の担当業務に、法律上・実務上必要か(パターン①に当てはまるか)
  2. 社内外での信頼・説得力を必要とする場面が多いか(パターン②に当てはまるか)
  3. 今後の異動・転職で、その資格が武器になりそうか(パターン③に当てはまるか)

1つでも当てはまるなら、資格を取る意味は十分にあります。

どれにも当てはまらないなら、今は急がなくてもいいかもしれません。

 

注意点:「取ればなんとかなる」で選ばない

資格選びで陥りやすいのが、「とりあえず総務っぽい資格を取っておこう」という選び方です。

資格は取った瞬間よりも、取った後、どう業務に活かすかの方が重要になります。

勉強時間を確保する前に、「この資格は、今の仕事のどの場面で使うのか」を一度言葉にしてみることをおすすめします。

言葉にできない場合は、別の資格や、資格以外のスキルアップの方が合っているかもしれません。

 

おすすめの選択肢:総務でよく検討される資格

総務担当者がよく検討する資格として、以下のようなものがあります。

  • 衛生管理者:一定規模の事業場で選任義務があり、対象者にとっては必須に近い資格
  • 簿記:経理よりの業務を持つ場合、数字への理解を深めるのに役立つ
  • 社会保険労務士:労務の専門性を大きく高めたい場合の選択肢

それぞれの資格について、「総務がとるべき資格」という切り口でまとめた記事もあるので、自分の担当業務と照らし合わせながら参考にしてください。

【総務・バックオフィスにおすすめの資格7選】
【働きながら資格を取るための勉強法】

なお、資格取得を検討する場合、独学と通信講座のどちらが向いているかも重要な判断ポイントになります。

私自身は衛生管理者を独学から始めて途中で通信講座に切り替えた経験があるので、その判断基準も別記事で紹介しています。

【衛生管理者は独学で受かる?講座との違いを現場目線で整理】

 

まとめ

総務の仕事に資格が必要かどうかは、「総務だから」ではなく「今の担当業務に何が求められているか」で決まります。

  • 法律で配置が義務づけられている業務があるなら、資格は必須に近い
  • 信頼・説得力を高めたい業務があるなら、資格は武器になる
  • どちらにも当てはまらないなら、急いで資格を取る必要はない

まずは自分の担当業務を整理して、資格が「なくてはならないもの」なのか、「あると有利なもの」なのかを切り分けるところから始めてみてください。

 

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複数社で総務・バックオフィスを経験してきた、猫好き会社員です/総務の仕事、資格勉強、業務効率化、AI活用などを、自分なりの視点で発信しています/「コーヒーを飲みながら総務の先輩が話すくらいの温度感」を大切にしています/noteでは、ブログより少し個人的な考えや発信の裏側を書いています/居酒屋へ行ってメニューに「しめさば」があれば必ず注文します

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