11月の朝礼、何を話そうか。
そう思ってこのページにたどり着いた方が多いと思います。
11月は、秋が深まり、冬に向かって気温が下がり始める月です。秋の全国火災予防運動があり、朝晩の冷え込みが強まり、年末に向けた前倒し業務も少しずつ始まる時期です。
ただ、いざ人前で話すとなると、「寒くなってきましたね」で終わってしまいがちです。
これだと、聞いている側の記憶にほとんど残りません。
総務・防災担当としてこの時期の実務を担当していると、「何を言えば人は実際に動くのか」を考える機会が多くなります。
この記事では、11月の朝礼で使いやすい話題と、そのまま読める例文をまとめました。
Contents
11月の朝礼、何を話せばいい?
11月の朝礼には、他の月にはない特徴があります。
火の元への意識と、体調管理への意識が同時に必要になる月だということです。
- 11月9日〜15日:秋の全国火災予防運動
- 11月:朝晩の気温がぐっと下がり、日中との寒暖差が大きくなる
- 11月後半:年末に向けた業務の前倒しが始まる会社が多い
- 空気の乾燥が本格化し、感染症への注意も必要になる時期
つまり、火災・体調・年末準備という、3つの実務テーマが重なる月です。
順番に、使いやすい話題を見ていきます。
11月の朝礼ネタで使いやすい話題
秋の全国火災予防運動
11月9日から15日は、全国的に「秋の火災予防運動」の期間にあたります。
総務・防災担当として職場の防災を見てきた立場から言うと、この時期の朝礼は、「点検を思い出してもらう」一番いいタイミングです。
朝礼で話すときのポイントは、「特別なことをする日ではなく、いつもの確認をする期間」という伝え方にすることです。
「消火器の位置、最後に確認したのはいつですか」という問いかけを添えると、自分ごととして聞いてもらいやすくなります。
なお、筆者は第2種衛生管理者として、職場の巡視の中で消火設備や避難経路の点検にも関わっています。法令上の詳しい基準については、条文や消防署の案内で必ず確認するようにしてください。
朝晩の冷え込みと寒暖差
11月は、日中と朝晩の気温差が一年でもっとも大きくなりやすい月です。
体調管理の話は、毎年似たような表現になりがちですが、「服装で調整できる幅を持たせる」という一言を添えると、具体的な行動につながりやすくなります。
「上着を一枚、鞄に入れておくだけでもだいぶ違います」という言い方は、説教にならずに伝えられる表現です。
年末に向けた前倒し業務
11月後半になると、年末年始の休業案内や、年内に片づけたい業務の洗い出しが始まる会社が増えてきます。
朝礼で告知するだけでなく、「早めに動くと、選べる選択肢が増える」という伝え方をすると、聞いている人が実際に行動しやすくなります。
年末の繁忙が本格化する前の11月のうちに一度触れておくと、直前の駆け込みが少し減りやすい印象があります。
年末の締めについてのより詳しい話題は→【12月の朝礼ネタの記事】で扱う予定です。
空気の乾燥と感染症の入口
11月に入ると、空気の乾燥が本格的に気になり始めます。
インフルエンザなどの感染症が広がりやすくなる入口の時期でもあります。
「乾燥は、気づいたときにはもう始まっている」という切り口は、早めの対策を促す伝え方として使いやすいです。
出社の判断や就業規則の扱いについては、こちらの記事にまとめています。
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そのまま使える11月の朝礼スピーチ例
朝礼で読み上げられる形にしました。自分の職場に合わせて言葉を変えて使ってください。
例文1|秋の火災予防運動(約1分)
今週11月9日から15日は、秋の全国火災予防運動の期間です。
特別なことをする週ではなく、普段の備えを思い出す週だと考えています。
デスクまわりに燃えやすいものが置きっぱなしになっていないか。
避難経路の近くに、荷物が積まれていないか。
消火器の位置を、最後に確認したのはいつか。
一つでも、思い当たることがあれば、この機会に、少しだけ見直してみてください。
小さな確認の積み重ねが、いざというときの安心につながります。
例文2|秋の火災予防運動・短縮版(約30秒)
今週は、秋の全国火災予防運動の期間です。
デスクまわりと避難経路、一度だけ見渡してみてください。
いつもの確認が、いざというときを守ります。
例文3|寒暖差・体調管理(約1分)
11月に入り、朝晩の冷え込みが強くなってきました。
日中は暖かくても、朝や夜は思った以上に冷え込みます。
上着を一枚、鞄やデスクに置いておくだけでも、その日の体調管理がだいぶ楽になります。
寒暖差の大きい時期は、知らないうちに体に負担がかかっています。
無理をせず、体調が優れないときは早めに声をかけてください。
例文4|年末に向けた前倒し(約40秒)
11月も後半に入り、年末が近づいてきました。
年内に片づけておきたい業務は、今のうちに一度洗い出しておくと安心です。
早めに動いておくと、選べる選択肢がまだ多く残っています。
直前になって慌てないためにも、少しずつ準備を進めていきましょう。
総務・衛生管理者目線で見ておきたい11月の実務チェック
朝礼で話すだけでなく、11月は職場側の準備を見直すのにちょうどいい時期です。
総務・衛生管理者として実際に確認しているポイントを挙げます。
消防設備・避難経路の点検
秋の火災予防運動の期間は、消火器の設置状況、避難経路の確保状況を確認する自然なきっかけになります。
法定点検とは別に、日常的な目視確認として社内で軽く声をかけておくと、年1〜2回の本格的な点検の前に、明らかな不備を先に見つけられることがあります。
暖房・空調の本格稼働準備
10月に切り替えた空調が、11月から本格的に稼働し始める時期です。
フィルターの状態、異音の有無を、本格的な寒さが来る前に一度確認しておくと、真冬の稼働トラブルを避けやすくなります。
年末年始の休業案内の準備
休業期間、緊急連絡先、警備・設備会社への連絡事項の整理は、12月に入ってからではやや慌ただしくなります。
11月のうちにたたき台だけでも作っておくと、12月の作業がぐっと楽になります。
乾燥・感染症対策の備品準備
加湿器・空気清浄機の本格稼働に向けた準備、マスク・消毒液の在庫確認をしておきたい時期です。
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本格的な乾燥シーズンの前に、フロアの規模に合わせて稼働確認をしておくと安心です。
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「火災予防」として話すなら、少し具体的にする
火災予防の話は、抽象的な注意喚起になりやすいテーマです。
「気をつけましょう」だけだと、聞いた人は何をすればいいか分かりません。
具体的にするコツは、その場でできる確認をひとつだけ挙げることです。
- 自分のデスクまわりを、一度だけ見渡してみる
- 避難経路に荷物が置かれていないか、通り道を歩いて確認する
- 消火器の位置を、写真で撮って共有しておく
ひとつだけなら、実際にやってもらえます。
十個言うと、ゼロになります。
季節の変わり目に、少し立ち止まる時間を作る
11月は、秋が終わり、本格的な冬に向かっていく月です。
派手なイベントがあるわけでも、大きな締切があるわけでもない、通り過ぎやすい月だと思います。
だからこそ、朝礼で少しだけ立ち止まる時間を作るのは、意味のあることだと考えています。
火の元を見直し、体調を整え、年末に向けて一歩ずつ準備する。
11月の朝礼の1分は、そのために使う価値があります。
季節ごとの朝礼ネタを持っておくと楽です
朝礼の当番は、毎年めぐってきます。
季節ごとのネタを一度整理しておくと、そのたびに悩まなくて済むようになります。
このブログでは、月ごとの朝礼ネタをまとめています。
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